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妊活中に牛乳を飲まない方が良いのは何故?

妊活中に牛乳を飲むべきではない理由を解説します。

理由1.乳製品の多量摂取が胞状卵胞数に影響を与える可能性あり

牛乳

牛乳を飲むべきでない理由の一つには、乳製品の多量摂取が胞状卵胞数に影響を与える可能性がある、という点が挙げられます。その裏づけとして、2013年10月、ボストンで開催された「アメリカ生殖医学会」において発表されたある研究結果をみていきましょう。

その内容とは、ハーバード大学が、アメリカの国家プロジェクトである大規模な疫学調査「看護師健康調査」から得た信頼あるデータをもとに、不妊治療中の患者を対象とした調査です。

調査は167人の不妊治療である女性を対象に実施。タンパク質を動物性タンパク・植物性タンパク・乳製品・非乳製品の4グループにわけ「タンパク質の摂取状況」と「超音波検査による胞状卵胞数」の関係を調べていきました。

その結果、乳製品を多く摂り入れている女性は、「胞状卵胞数」が少ない傾向にあるということがわかりました。この胞状卵胞数とは、初期の発育卵胞の数のことで、卵巣が正常に機能しているかどうかをみる指標の一つとされるものです

牛乳を飲むことが排卵数の減少に繋がるということではないようですが、卵巣の機能を万全に整えたいのであれば、控えておくほうが無難なのではないでしょうか。

理由2.牛乳に含まれる女性ホルモンが精子濃度を低くする

牛乳が妊活に与える影響は、女性だけに関わるものではないようです。というのも、牛乳に含まれる女性ホルモンには、精子濃度を低くすることがあると考えられているためです。

2013年5月、アメリカのハーバード公衆衛生大学院の研究で、全脂肪の乳製品を摂取する男性ほど、正常精子形態率が低いとの発表がありました。

調査は、2009年~2010年にかけ、「ロチェスターヤングメンズスタディー」(18歳~22歳の健康な男性の生活環境と精液検査の結果との関係を調査するチーム)の参加者を対象に、「乳製品の摂取状況」と、「総精子数・精子濃度・運動率・形態率」の関係を調べたものです。

その結果、乳製品の摂取量が多い男性ほど正常精子形態率が低くなり、低脂肪製品よりも全脂肪製品のほうが、関連性が高いことがわかりました。精子濃度や精子数も同じように少なくなる傾向にあったそうです。

乳製品と精子濃度の因果関係がはっきりと説明されている研究発表ではありませんが、乳製品の摂取が精子に良くない影響を与える可能性があることを示しているといえるでしょう。また、大人の男性の場合は、乳製品の摂取で「テストステロン」(男性ホルモン)の減少も認められたとのことです。

以上の理由により、念を入れるなら、男性・女性に関わらず、妊活中は乳製品を控えておくことが安心かもしれませんね。生殖医療専門医師や不妊治療に関わる医師も、乳製品の大量摂取は勧めない傾向にあるようです。

牛乳にまつわる噂を解明

牛乳は、身体に良く、カルシウムを含む食品の代表的な存在として知られていますね。しかし、それは栄養不足がちだった昔の話で、現代では身体に良くない食品なのではないかといった意見もあるようなのです。ここからは、牛乳にまつわる噂についてみていきましょう。

「日本人には牛乳が向いていない」という噂

「日本人には牛乳が向いていない」ということを聞いたことがあるでしょうか?もしかしたら、妊活に牛乳を飲むべきでないのは、こういったことが関係していると考えた方もいるかもしれませんね。この噂は、「乳糖不耐症」が白人よりも東洋人に多いといわれていることに由来しているのでしょう。

乳糖不耐症とは、牛乳に含まれる糖分(乳糖)を消化するための酵素がもともと不足しているため、牛乳を飲むとお腹が痛くなる、下痢をしてしまうといった症状が表れるものです。それなら、牛乳に弱い日本人は、あまり飲まないほうがよいのではないかと思う方もいるかもしれませんね。

"公益財団法人「骨粗鬆症財団」は、"ある大学で行われた研究では、20歳代の女性49人が30gの乳糖をとっても下痢をせず、40gを超えると49人中5人が下痢をしました。牛乳1本に含まれる乳糖は約10gなので、牛乳1本で下痢を起こす方は少ないと思われます"と発表しています。"

そのため、飲みたい時に飲む分には、過剰に気にする必要はないのではないでしょうか。とはいえ、下痢をしやすい方もいるかと思います。ただ、そんな方も、温かい牛乳をゆっくりと少しずつ飲むようにすれば症状の軽減が期待できるといわれています。一度試してみるとよいでしょう。

引用元:公益財団法人骨粗鬆症財団:牛乳を飲んでも大丈夫?

「牛乳は身体に良くない」という噂

牛乳に含まれるカルシウムは、丈夫な骨を作るための大事な栄養素というイメージがあります。しかし、たびたび「いや、実は牛乳は体に悪い」という牛乳有害説が取り沙汰されます。

たとえば、とあるタレントが「子供には牛乳を飲ませない」とテレビで発言したことで話題になったこともありました。その理由は「牛乳を飲むと体内にあるカルシウムが尿と一緒に排出されるから」「乳製品を多く摂取している国は、骨粗鬆症にかかる割合が高い」ということでした。

「カルシウムを排出させる」説は根拠のない噂の可能性

一般社団法人Jミルクの「牛乳にまつわる噂」によれば、牛乳に含まれるナトリウムが、体内のカルシウム量を減らすということはなく、逆に、乳糖などの働きによってカルシウムの吸収率が上がるといわれています。[注1]

2002年の厚生労働省科学研究などでも、牛乳や乳製品の摂取量を増やすと骨量の増加に役立ち、中高年女性の閉経後に見られる骨量減少を抑制させるという検証結果が発表されています。

現段階では、牛乳を飲むと体内のカルシウムが尿と一緒に排出されるという科学的根拠やデータはなく、単なる噂の可能性が高いようですね。

[注1]一般社団法人Jミルク:牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!

「乳製品の多量摂取で骨粗鬆症にかかりやすくなる」説に根拠はない

「乳製品を多く摂取していると骨粗鬆症になりやすい」という説もありますが、そのような報告はありません。逆に、牛乳を飲むことでカルシウム摂取につながり、骨粗鬆症の予防に効果あるという報告は、医師や研究者から挙がっています。[注2]

牛乳が身体に良くないというのは、現段階では、科学的根拠のない噂と言えるでしょう。ですが、妊活中の男女の場合は牛乳に含まれるエストロゲンが良くない影響を与える可能性も言われています。カルシウムなどの栄養素として摂取する分には良いのでしょうが、妊活中の方は避けた方が良いという見方が出来るのではないでしょうか。

[注2]日本骨粗鬆学会他:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン[pdf]

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